知って得する。知らずに損はもったいない

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9条について



靖国神社に建つ大村益郎像です。靖国神社は大村益次郎の奔走で東京招魂者として建立され、鳥羽伏見の戦いから函館戦争までの全戦没者を祭ったのがはじまりです。以後、官幣神社靖国神社となり多くの戦没者を祭ってきました。私の祖父も祭られています。
 東京招魂者を建立しようと奔走した大村の心情は、敵味方に分かれて戦った日本人の融和にあったのではないでしょうか。アジア各国が植民地化されるなか日本人同士戦っているときではないと。そしてその後、日清、日露、シベリア出兵、日中事変そして太平洋戦争。多くの国民が靖国に祭られ、祭られることなく日本、アジアの各国で多くの方々が亡くなられました。大村が建立しようとした心情からかけ離れた結果が生み出されたように思います。明治維新後、脱亜入欧という言葉が生まれました。当時の価値観と今の価値観を同列に語ることはできません。私は結果を知っているのだから。ただ日露戦争のあとと前で日本という国が変わったように思います。驕れる平氏久しからづ。そして敗戦。敗戦です。幾千万の人々の血であがなえた平和。そして平和憲法。憲法前文を通読したことがありますか。そのうえでの九条です。人類が有史以来闘いとって来た人権、そして世界中が浴びた血の洗礼でたどり着いた平和主義。私は身が震えるほどの感動を覚えました。産経新聞のコラムでは世界情勢を考えない恥かしい文章だと酷評していました。非武装中立など私も考えません。現実にアメリカの核の傘で守られています。日米安保を破棄して、日本独力などかかる軍事費を考えるだけでとんでもないはなしです。それじゃ憲法改正か。違います。今の憲法は守るべきです。理念として。究極の目標として。完全な民主主義国家、すべての国民の権利が完全に守られている国はないと思います。どの国でも言われなき差別が存在するのではないでしょうか。生存権が規定されている国で餓死者が出ます。現実と理想のギャップです。アフリカの地で旱魃で餓死者が出る横で戦闘が行われています。あの武器を買うお金があるのなら食料を。子供に薬を。そう考えるのは私だけでしょうか。世界中の兵器の購入、維持費用、軍人にかかる費用。もしそのお金を世界の飢餓で苦しむ人に回せたら。戦車を、装甲車を農機具に。艦船と航空機で水を持っていって農業用水にできたら。青臭い、理想論だ。しかし当たり前のことだと思います。死にかかっている人に兵器を送るのか食料を送るのか。今朝の新聞で面白い記事がありました。アメリカに向かう弾道ミサイルを迎撃すると憲法の禁じる集団的自衛権の行使に当たる、同盟国として迎撃するべきだ。ここまで拡大解釈をしてきていまさら何を言うのか。それ以前に弾道ミサイルに核が積まれ都市に向かっていたら、人命救助が先でしょ。何十万の命を見殺しにしろ。そんな立法主旨の憲法ではないと思うのですが。国民の生命財産を守るのが国家の義務。そのための拡大解釈のはず。さらに平和を守るための不断の努力を。憲法はそういっていると思うのですが。
 従軍慰安婦や強制連行の訴訟がほとんど敗北しています。山口県光市の母子殺害事件の大弁護団でわかるように、いまの法曹にはキタイシテイマセン。慰安婦問題はまだ生きている被害者の方がおられます
白虎隊の悲劇で知られる会津戦争。会津と長州の人々が和解できたのは最近のことと聞きます。沖縄戦の集団自決もそうです。なぐられた痛み、命や人格に関わる問題です。時効とか言う前に考えることがあるのではないでしょうか。

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京ねずみ

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現在社会保険労務士、日本リスクマネジメント協会会員として活動中。行政書士資格、調理士免許取得。

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